第2章のあらすじをまとめました。第1章の振り返りと第3章の行方もあるのでオウガバトル64のストーリー全体の流れがようやく明らかになってきます。
第1章の振り返り
南部地域の下級民を中心に結成し、立ち上がったパラティヌス革命軍は、マグナスら蒼天騎士団の加入もあって瞬く間に南部地域を支配下に置いた。
パラティヌス革命軍指導者フレデリックはパラティヌス王国から独立を宣言。
しかし、同時にローディスはパラティヌス国王プロカスに革命軍殲滅を指示。
プロカスはすぐさま空位であった西部将軍の座に第二王子ユミルを就かせ、南部地域鎮圧を命じた。
また、東部軍にも同様の指示を与えるが沈黙を守るのみであった。
西部軍の本格的侵攻も時間の問題であった。
ここからが第2章となっていきます。
詳しい第1章のあらすじは「革命軍蜂起と南部独立!第1章のあらすじ」をご覧ください。
世界は暗く、道らしき道一つすらなく・・・
- ライの海を中心に栄華を誇った旧ニルダム王国や現在ローディスに囚われているボルマウカ人をマグナスら蒼天騎士団はどう向き合うか。
- 幼馴染のユミルや父親のアンキセスがいる西部軍と私情を捨て戦うか和解するかの選択。
- 各地で仲間になるたくさんのキャラクター
1. どうする!?ボルマウカ人
これまでは次に進むステージは決まっていたが、第2章の13話〜15話(セイブル低地、アウドヴェラ高地、イタカ山域)はルートを自分で選択でき、最大5つのルートがある。
ルートの選択によって民衆の支持率や仲間になるキャラクター等に影響するので、よく考えて選択しよう。
①命令を完全無視したルート(イタカ山域)
「堅牢地神」(ソアソン台地)をクリア後、直接「まとわりつく不安」(イタカ山域)へ向かうルート。最短でシナリオを進めることができる反面、仲間になるキャラクターやアイテムのスルー、そしてレベルが低いまま先に進むことになるのでストーリーをはじめ多くの面でデメリットが多すぎるためお勧めできません。
②命令を優先したルート(アウドヴェラ高地→イタカ山域)
ボルマウカ人の解放のために「様々な想い」(アウドヴェラ高地)へ向かうルート。クリア後は、セイブル低地、イタカ山域どちらにも向かうことが可能だが、直接イタカ山域に向かうパターン。
”とりあえずボルマウカ人は解放した”という感じ。
※民衆の支持率は下がる。
③命令を優先したルート(アウドヴェラ高地→セイブル低地→イタカ山域)
⑤と同じルートを辿ることになる。あえて駐留部隊のいるアウドヴェラ高地を正面から侵入し、さらにクリア後はシナリオに直接関係のないセイブル低地へ向かうメリットは、敵ユニットを倒したい、リーデルを仲間に加えるために拠点を解放して支持率を上げたい方にお勧めのルートです。
※民衆の支持率は下がる。
④ボルマウカ人解放の解決法を探るが意味不明なルート(セイブル低地→イタカ山域)
ボルマウカ人との戦闘を避けるため、旧ニルダム王国の首都があったセイブル低地に向かうが、ボルマウカ人を解放せずイタカ山域に向かってしまうという「何がしたいんだ?」って感じのルート。リーデルを仲間にできる、ブラックナイトのクラスチェンジに必要で、かつセイブル低地でしか入手できない「バリアントマント」を手に入れることができるという特典のみ。
⑤ニルダム兵団との戦闘回避&ボルマウカ人解放ルート(セイブル低地→アウドヴェラ高地→イタカ山域)
ニルダム兵団との戦闘を避けるために一旦セイブル低地へ向かって情報収集ならびに解決策を考え、ボルマウカ人の協力を得てアウドヴェラ高地にいる駐留部隊の背後から侵入するというルート。③と変わらないが、セイブル低地クリア後にアウドヴェラ高地へ向かうと敵ユニット数が少なくなる。
また、敵のレベルも相応になるだけでなく、中立拠点が出現したり進路も南から北へ攻める形になるので③と比べると楽になるので、通常プレイであれば迷わず⑤のルートを選ぶことをお勧めします。
2. 私情を捨てる?和解する?
ユミルやアンキセスの運命がマグナスの選択一つで変わることになる。
ターニングポイントは「険しき道」(ウェンティヌス地方)の作戦会議前に発生する会話イベントでの選択肢。
「私情を捨てる」を選んだ場合
「険しき道」(ウェンティヌス地方)のボスが父親アンキセスになり、クリア後、アンキセスはボルドウィンに殺害されることになる。「和解するつもりだ」を選んだ場合
「険しき道」(ウェンティヌス地方)のボスがローディスのボルドウィンになる。ゲストユニットでアンキセスが登場。
第6話で「俺には出来ない」を選択していると、クリア後(第3章開始時)にアンキセスが仲間になるイベントが発生。
また、この選択により最終章の王都ウィニアでのユミルの運命も変わるが、その詳細は最終章まで温めておくことにする。
3. 仲間になるキャラクターが目白押し
第2章はオウガバトル64全チャプターを通して最も仲間になるキャラクターが登場するチャプターです。
第6話での選択肢や民衆の支持率、進むルートにより全てのキャラクターを仲間にすることは基本的に不可能となっています。
※支持率が高い状態でセイブル低地を訪問しリーデルを仲間にしたら、制圧を繰り返して支持率を下げてアジャール平原でシィンを仲間にするという荒技をすれば全てのキャラクターを仲間にすることが可能。
以下に第2章で仲間になるキャラクターの簡単なプロフィールと仲間にする方法を紹介します。
※括弧内はキャラクターのクラス。
1. リーデル・クライン(アーチャー)
元中央軍赤枝騎士隊の弓兵。ステージ:「古の都」(セイブル低地)
仲間にする条件
- 民衆の支持率中位以上
- 1を満たしているとクリア後に仲間になるイベントが発生。
2. アイーシャ・クヌーデル(プリースト)
ゼノビア勢の一人。ステージ:「様々な想い」(アウドヴェラ高地)
仲間にする条件
- 第6話で「俺には出来ない」を選択していること。
- 農産の地プルドを訪問するとイベント発生。
3. サラディン・カーム(ウォーロック)
ゼノビア勢の一人。ステージ:「まとわりつく不安」(イタカ山域)
仲間にする条件
- 第6話で「俺には出来ない」を選択していること。
- 1を満たしているとクリア後にイベント発生。
4. ヴァド・オロキ・ズレンカ(グラップラー)
元ニルダム兵団。ステージ:「まとわりつく不安」(イタカ山域)
仲間にする条件
- 「様々な想い」(アウドヴェラ高地)をクリアしてから「まとわりつく不安」(イタカ山域)へ
- ヴァドを倒さずにステージをクリアするとイベント発生。
5. シィン・コクトー(ホークマン)
自由人。ステージ:「西からの来訪者」(アジャール平原)
仲間にする条件
- 民衆の支持率中位以下
- 1を満たしていると農産の地コパーマインを訪問時にイベント発生。
6. アンキセス・ガラント(ソリッドブレード)
堅牢地神の異名を持つオウガバトル64最強キャラ。主人公の父親。元西部軍副将軍。
ステージ:「険しき道」(ウェンティヌス地方)
仲間にする条件
- 第6話で「俺には出来ない」を選択。
- 「険しき道」作戦会議時に「和解するつもりだ」を選択。
- アンキセスが生存した状態で「険しき道」をクリアするとイベント発生。
西部地域解放
西部地域はローディス教国との国境となる地域でパラティヌス王国の戦場となりやすい地域でもある。そのため、第2章クリア後は革命軍指導者フレデリックの指示でイタカ山域まで撤退。
西部軍からも革命軍への参加が相次ぎ、革命軍の勢力は拡大して中央軍に匹敵する程となった。
第3章は東方教会を中心とする東部地域解放に向けて動き出すのであった。