敵を倒してステージを進め、キャラクターを育てるだけでは勿体無い!
舞台となるパラティヌス王国の背景や歴史を知るとオウガバトル64はより一層楽しくなります。
今回はパラティヌス王国の背景や登場人物、そして序章の概要をまとめます。
パラティヌス王国の背景
オウガバトル64はパラティヌス王国を舞台とした物語。金の民と藍の民を一つにまとめた開闢王が築いたパラティヌス王国は豊穣の国と謳われるほど繁栄を誇った国であった。
しかし、大陸制覇を狙うローディス教国が攻めて来た際、圧倒的な力を見せつけられたパラティヌス王国はローディス教国にあっさりと降伏。以後、パラティヌス王国はローディス教国の隷属となる。
そんなパラティヌス王国には、中央軍、西部軍、東部軍、南部軍の4つの管轄があります。
中央軍 | いわゆる上流階級の貴族たちが王都の守護に当たっている。 |
西部軍 | ローディス教国との国境や過去にローディス教国と戦った旧ニルダム王国がある。 |
東部軍 | 東部の民は大地神バーサへの信仰が強いため、東部軍よりも東方教会に力がある。 |
南部軍 | 下級民たちが強制労働をさせられている辺境の地。 |
中央の貴族たちはローディス教国に従い、自らの保身のために階級制度を実施。
上級民たちは安楽な生活を送る一方、下級民は過酷な労働に虐げられることになった。
その結果、上級民と下級民との間には軋轢が生じ、民衆の怒りは頂点に達して革命が起きようとしていた。
これがオウガバトル64、パラティヌス革命戦争です。
登場人物
マグナス・ガラント
オウガバトル64の主人公。
中央士官学校を卒業後、自らの希望で辺境の地である南部軍に配属となる。
パラティヌス王国第二王子ユミルとは幼馴染の関係。
ディオメデス・ラング(ディオ)
マグナスの同期で南部軍に配属。
南部民の血を引いているので、恵まれた環境で育ったマグナスを素直には受け入れられない。
最初から仲間になっているキャラクターだが、後のイベントの選択肢によって離脱するかどうか分かれる。
ヒューゴー・ミラー
軍師として作戦を立て、いつも陰で支えてくれる。
主人公の父親であるアンキセスを始め、いろんな人物と関わりがある。
序章 顔を伏せ、重く重く歩むひとびと…
オウガバトル64のチャプタータイトルはどれも重く深いタイトルとなっています。
パラティヌス王国の背景で述べたように、南部地域には下級民たちが過酷な労働を虐げられており、下級民たちの怒りが今まさに頂点に達しようとしている状況です。
序章はそんな南部地域にマグナスらが南部軍の新人として配属され、演習を始めるところからシナリオが始まります。